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迷い猫
「仔猫が迷い込んできたようですね。ちゃんとお家に送り届けてあげなくちゃ。」
私たちの前に現れた黒猫団。
先の大戦中に設立され、強力なカリスマ性を持った団長と優秀な参謀の下、
統率のとれた組織と緻密な戦術によって数々の対人戦を制し、瞬く間に大陸有数の人斬りギルドとなった。
大戦後もその勢いはとどまることを知らず、今や最強ギルドとの呼び声も高い。
実際、目の前に立っている相手も我々よりレベルが高く多彩なスキルを使いこなしている。
紛れもなくこれまで戦ってきた中でも最高クラスの難敵だ。
カマロさんと私はモンス戦でのダメージが残っていたものの、体調が万全でないのは相手も同じだ。
むしろ久しぶりの強敵を前にしてこちらの士気はいつにも増して高くなっていた。
逸る気持ちを抑えながら、私は高らかに名乗りをあげた。
「退かぬ、怯まぬ、恐れぬ!デスフラッターの第一席、【薄桜の乳房】のリノ、いざここに狂い咲かん!」
真っ先に動いたのはひなげしだった。
相手との機敏差を考えるとこれは奇跡的に近い瞬発力だ。
「一握りの憂鬱をあげる…絶望する悲しみも…壊れてしまう快楽も…与えるほどの力は無いから……」
いつものようにチェインでダメージを与えつつパラライズの詠唱に入る。
さすがに相手も戦いなれており、これは妨害されてしまう。
が、その時、
「5連斬!」
ひなげしに気をとられている隙にリキさんが飛び込んで乱れ斬りを放ち、
まず1人を倒すことに成功した。
続けて私も使い魔による攻撃で2人目を倒す。
残ったのは最も動きの読めなかった相手だった。
彼女が放ったのは……ラピッドショットII!
矢がまっすぐこちらに向かって飛んでくる。
―――!
クリティカルヒットの衝撃が立て続けに私を襲う。
痛みをこらえながら、かろうじて3発目でかわすことに成功した。
4対1。既に勝負はついていた。
最後はカマロさんがきっちりとどめをさし、戦いは終わった。
ほぼ無傷の勝利を喜び合う私たち。
すぐ目の前にさらなる強敵が待ち構えているとも知らずに……。
私たちの前に現れた黒猫団。
先の大戦中に設立され、強力なカリスマ性を持った団長と優秀な参謀の下、
統率のとれた組織と緻密な戦術によって数々の対人戦を制し、瞬く間に大陸有数の人斬りギルドとなった。
大戦後もその勢いはとどまることを知らず、今や最強ギルドとの呼び声も高い。
実際、目の前に立っている相手も我々よりレベルが高く多彩なスキルを使いこなしている。
紛れもなくこれまで戦ってきた中でも最高クラスの難敵だ。
カマロさんと私はモンス戦でのダメージが残っていたものの、体調が万全でないのは相手も同じだ。
むしろ久しぶりの強敵を前にしてこちらの士気はいつにも増して高くなっていた。
逸る気持ちを抑えながら、私は高らかに名乗りをあげた。
「退かぬ、怯まぬ、恐れぬ!デスフラッターの第一席、【薄桜の乳房】のリノ、いざここに狂い咲かん!」
真っ先に動いたのはひなげしだった。
相手との機敏差を考えるとこれは奇跡的に近い瞬発力だ。
「一握りの憂鬱をあげる…絶望する悲しみも…壊れてしまう快楽も…与えるほどの力は無いから……」
いつものようにチェインでダメージを与えつつパラライズの詠唱に入る。
さすがに相手も戦いなれており、これは妨害されてしまう。
が、その時、
「5連斬!」
ひなげしに気をとられている隙にリキさんが飛び込んで乱れ斬りを放ち、
まず1人を倒すことに成功した。
続けて私も使い魔による攻撃で2人目を倒す。
残ったのは最も動きの読めなかった相手だった。
彼女が放ったのは……ラピッドショットII!
矢がまっすぐこちらに向かって飛んでくる。
―――!
クリティカルヒットの衝撃が立て続けに私を襲う。
痛みをこらえながら、かろうじて3発目でかわすことに成功した。
4対1。既に勝負はついていた。
最後はカマロさんがきっちりとどめをさし、戦いは終わった。
ほぼ無傷の勝利を喜び合う私たち。
すぐ目の前にさらなる強敵が待ち構えているとも知らずに……。
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